引っ越し業者はトランクルーム代わりに使える?

引っ越しの悩みのひとつとして時々耳にするのが、
旧居からの退去と新居への入居時期に誤差が生じてしまったという話。

例えば、旧居からの退去と新居への入居までに1ヶ月の間が空くとした場合、
引っ越しの荷物は一体どうすればいいのか、と悩んでしまいますよね。

自分はマンスリーホテルを借りるなり、実家に帰省するなりと自由に動くこともできますが、
家具などの荷物はそうも行きません。

またどこかへ置いておくにしても、
退去時と入居時で2回も引っ越し業者を呼ぶのはお金がかかりすぎて考えられませんね。

こういったときに利用したいのが、
引っ越し業者の荷物一時預かりサービスです。

大手の引っ越し業者では
旧居からの荷物の搬出と新居への搬入の間に多少の期間が空くという場合、
業者側で一時的に荷物を預かってくれる有料サービスを行っている場合があります。

呼び方は業者によって、
「建て替えサービス」
「トランクルームサービス」
「一時預かりサービス」

と様々ですが、基本的にサービス内容は同じです。

引っ越しや家の建て替え、リフォームなどの際に
荷物の置き場所に困るようなときは利用してみるといいでしょう。

一時預かりの保管期間と料金相場は?

一時預かりサービスを提供している業者は多いものの、
料金形態はハッキリを書かれていない事が多く、
利用したくてもどれぐらいかかるのだろうと心配になるかもしれません。

そこで、大手数社の一時預かりサービスを実際に利用した人の口コミから、
その料金や仕組みを紹介したいと思います。

アート引越センター:トランクルームサービス

  • 料金 : 無料〜(荷物が多い場合15,000円〜/月)

基本的には自社倉庫での一時預かりとなるサービスのようです。
経験談によれば荷物が少なく、期間が短い場合は無料で預かってくれるとのこと。
(口コミではダンボール6個程度の荷物を4日預けた場合に無料だったそうです)

しかし公式サイトによれば、
荷物が多い場合は別途保管料や搬出・搬入料金が発生する、
とされており、たたみ1畳分で1ヶ月あたり15,000円程度の保管料がかかるそうです。

アリさんマークの引越社:荷物一時保管サービス

  • 料金 : 提携業者に準ずる(荷物量により15,000円〜/月)

荷物の一時預かりサービスはありますが、自社倉庫などで保管するのではなく、
トランクルームを持つ提携業者を無料で紹介してくれるサービスです。

多少の割引はあるようですが料金は提携しているトランクルーム業者によるため、
自分でトランクルームを契約するより安くなる、という程度で考えておきましょう。

ちなみにこのサービスを利用した場合、
当然引っ越しのときには立ち寄りサービスがあります。

ヤマトホームコンビニエンス:建替引越パック

  • 料金 : 無料(引っ越し料金内に含む)

クロネコヤマトの引っ越しであるヤマトホームコンビニエンスでは、
建替引越パックというプランを利用することで荷物の一時預かりサービスが受けられます。

このプランの特徴は、荷物の預かり上限がなく5ヶ月間、無料で利用できるということ。
ただし、保管料がプラン料金内に含まれるためか、
基本の引っ越し料金が家族引っ越しで+5万円程度高めの料金設定になっているようです。

他にリフォーム引越の達人というプランでも、
リフォーム時に置き場所のない荷物を約10m〜17m四方の範囲で、
一時預かりするサービスが受けれますが、こちらは有料になっています。

サカイ引越センター:建て替えコース

  • 料金 :20,000円〜/月

建て替えコースというプランを利用することで、
荷物を一時的に自社倉庫で預かってもらえます。

しかし、このプランが適用されるのは自宅の建て替え、リフォームの場合に、
仮住まいへの荷物輸送や一時預かりをしてほしいケースのみ。
何らかの事情があって荷物を一時的に預かってほしいという場合には利用できません。

預けられる荷物量や期間に関しては特に上限がありませんが、
荷物量や保管期間によって価格が変動するようです。

日通:お荷物の一時保管サービス

  • 料金 :25,000円〜/月

日通は、荷物の一時保管サービスに力を入れていて、
荷物の保管期間が1ヶ月以上の長期に渡る場合、
自社が保有している国土交通省認定の有人トランクルームで保管してくれます。

また荷物の保管が1ヶ月以内の短期の場合には、
トランクルームの保管ではなく、鉄道コンテナを使った時間差輸送などで対応し、
保管料ができるだけかからないように引っ越しの段取りを相談できます。

参考サイト:引っ越し準備はコレで完璧!より一部引用

引っ越し業者に一時預かりをしてもらうメリット

一時預かりを利用した人の意見を見ると、
「意外に高い!」という意見が多かったのですが、いかがでしょうか。

もし、高いと思う場合は一般のトランクルームを利用するという手もありますよね。

ここからは引っ越し業者の一時預かりのメリットとデメリットを紹介します。
それを踏まえた上でトランクルームを別で利用するのか、
あるいは引っ越し業者に一時預かりをお願いするのか決めましょう。

引っ越し業者一時預かりサービスのメリット

  • 搬入・保管・搬出を一括で頼めるため手間が少ない
  • 保管時に梱包されるため、劣化が少ない
  • 保管中の破損や紛失時の保証もサービスに含まれる
  • 荷物量が少ない、保管期間が短い場合も融通がきき、無料になることも

引っ越し業者の一時預かりを利用するにあたって、
一番のメリットは手間や手続きの少なさでしょう。

別でトランクルームを契約する場合、
どうしてもトランクルーム使用の契約が必要になり、
1度の引っ越しで2社を相手にすることになります。

また引っ越し作業で立ち寄りサービスを利用する際も、
荷物の搬出などに立ち会いが必要だったりしますが、
引越し業者に頼めばそれらが一括でまとめてお願いできますね。

引っ越し業者一時預かりサービスのデメリットと注意点

  • 荷物によって預けられない(保管に適さない)ものがある
  • 保管期間や適用できる状況が限られる
  • 自由に荷物の出し入れができない、もしくは有料になる

引っ越し業者の荷物預かりサービスは、
基本的に自社倉庫やコンテナでの保管になります。

一部の業者や長期間預ける場合は、
空調などの効いた専用倉庫での保管になるようですが、
そうした利用はあまり想定されていない場合が多く、値段も少し高い傾向にあります。

ですので、貴重品や環境によって大きく品質が左右されるものは、
そもそも一時預かりをしてもらえなかったりするようです。

また、サカイなどに代表されるケースですが、
荷物を預かってもらえるのが自宅の建て替えやリフォーム時に限定される場合があります。

その他、自分でトランクルームを契約した場合とは違い、
引っ越し業者に預けた荷物は保管中に自由に出し入れすることができない、
というのが普通です。

仮に出し入れすることができる業者でも、
事前の連絡が必要でしかも利用にはお金がかかる場合があります。

もし預ける場合は、引っ越し作業中に絶対に使わないものに限定したほうがいいと思います。

引っ越し業者以外で荷物を預ける方法は?

引越し業者の一時預かりサービスはたしかに便利ですが、
荷物の出し入れが不可能だったりと不便な部分もあります。

人によってはそういった面が大きなデメリットになるかもしれません。

そこで、引っ越し業者以外で荷物を預けておく方法をいくつか紹介しましょう。

  • トランクルームを借りる
  • 友人や知人に預かってもらう
  • 旧居の契約を伸ばして置いておく

コンテナルームを借りる

まず紹介するのが、ここまでにも何度か引っ越し業者の一時預かりと比較に出た、
「トランクルームを借りる」という保管方法です。

ですが、その前に実はトランクルームは
大きくわけて2種類の違いがあるのを知っていますか?

ひとつは屋外型コンテナレンタル。
よく見かけるかもしれませんが、屋外の更地にコンテナがいくつも積んであり、
その中に荷物を入れるというタイプですね。

屋外型コンテナレンタルの特徴は、

  • コンテナに車を横付けできるため荷物の搬出入が楽
  • コンテナは吹きさらしなので温度・湿度管理はない
  • 基本的に荷物の出し入れは24時間無料で自由
  • 敷地内の立ち入りが自由のため、セキュリティは低い
  • 屋内型レンタルスペースに比べて料金が安め

という感じです。

骨董品や貴重品などを預けるには不向きかもしれませんが、
使用頻度の高い荷物や運び出しに難がある大物荷物の保管には向いていますね。

一方、屋内型レンタルスペースと分類されるトランクルームもあります。
こちらはビルの一室や巨大な倉庫内にいくつも区切られた部屋があるタイプのものです。

屋内型レンタルスペースの特徴は、

  • 保管スペースが建物内にありセキュリティがしっかりしている
  • 保管スペースの温度や湿度が一定に保たれている場合が多い
  • 建物内への車の乗り入れは不可で荷物の運び出しに難がある
  • 荷物の出し入れが土日のみ、または有料など制限があることも
  • 屋外型コンテナレンタルに比べて料金は高い

といった違いがあります。

ひな人形など季節のもので湿気などに弱いもの、
またはゴルフ用品やスキー用品など使用頻度が低いものの預け入れに適しています。

しかし、車を近くまで寄せることができなかったりする以上、
大きく重たいものを預けたりするのには合わないかもしれませんね。

ちなみにこれらのトランクルームの料金は、立地や借りる広さなどによって変わり、
また賃貸契約をする際に広告料(敷金のようなもの)や、
鍵代、更新料が別でかかることもあります。

それを踏まえた上で、東京近辺の価格相場を見てみましょう。

広さ 屋外型コンテナ 屋内型スペース
たたみ1畳分 4,000円〜9,000円 7,000円〜12,000円
たたみ3畳分 12,000円〜20,000円 16,000円〜31,000円
たたみ5畳分 25,000円〜44,000円 39,000円〜60,000円

こう見ると料金の幅が広く、貸し出している業者によっても大きく違うことがわかります。

預けておきたい荷物の量や荷物の扱いが気になる場合は、
引っ越し業者に預けずにトランクルームを自分で探し、
引っ越し業者の立ち寄りサービスを利用したほうが費用を安くできるかもしれませんね。

友人や知人に荷物を預ける

預けておきたい荷物が極端に少なかったり、
もしくはなにか面倒のかかる物の場合、
安心して任せられる友人や知人の家に預けてしまうという手もあります。

例えば植物を預けたい場合は特にこの方法がいいでしょう。

あまり知られていないかもしれませんが、
実は植物は引っ越し業者が運べない荷物のひとつ。

稀に見なかったふりをして内緒で運んでもらえるケースもあるのですが、
その場合も保険は一切適用されないということになっています。

他に模型やフィギュアといった繊細な趣味の品、あるいはペットなどは、
共通の趣味を持つ友人に預けたいというケースをよく聞きますね。

しかし、友人に預ける場合には様々なメリット・デメリットが出てきます。

一番のメリットといえば、やはりほぼ無料で預かってくれるという点でしょうか。

最低限の保管費用と諸経費、お礼は渡しておくべきでしょうが、
基本的にはそれだけです。

一方で保管状況は預けた相手次第になります。

共通の趣味を持ち、預ける物の価値がわかる友人であれば、
かなり良い状態で預かってもらえると思いますが、
本人に悪気がなくても、状態を悪化させてしまう可能性も考えられます。

友人に預けるという以上、その辺は折り合いをつけるしかなさそうですね。

あくまで選択肢のひとつとしてベストに思えるなら、
という範囲で考えておいたほうが良さそうです。

旧居にしばらく置いておく

最後に紹介するのは、もはや最終手段と言ってもいいでしょう。

新居に移るまでの間、
旧居の契約を引き伸ばして自分で管理してしまうという方法です。

もちろん、リフォームなどでそもそも置き場所がなくなるという場合は使えませんが、
旧居の賃貸契約が切れるという程度なら引き伸ばしは可能なはずです。

トランクルームや引っ越し業者の一時預かりに比べて、
格段にお金がかかってしまう方法かもしれませんが、
繊細で大事な荷物をどうにかしたいという場合は最も確実かもしれません。

ただ、やっぱり費用や自分が管理する間の手間を考えると、
現実的ではないかもしれませんね。

一応、本当に最終手段としてそういう方法もある、
と頭には入れておきましょう。

最適な方法をよく考えよう

時間差のある引っ越しの場合、
大量の荷物をどうするのか、保管が難しい荷物はどうすればいいのか、
本当に頭を抱えたくなると思います。

荷物の量や内容によって正解が全く違うので、
ここで紹介したそれぞれの預け先の特徴を把握して、
よく考えて決めてほしいですね。

ですが、
「とにかく状態はこだわらないから荷物だけを預けたい」
というなら話は簡単です。

その場合は一括見積もりを使えばすぐに解決するでしょう。

一括見積もりサイトでは、
荷物の一時預かりをしてくれる業者だけを選別する項目があります。

なので、サービスを利用した上で一番安い業者を見つけることも簡単です。

また同時に引っ越しの立ち寄りサービスを使う可能性についても触れておけば、
いざトランクルームなどを借りるとなった場合でもスムーズに行くはずです。

荷物の保管状況、引越し時の手間など、考えなくてはいけないことはたくさんありますが、
その中でも一番楽に、そして安く引っ越しができるよう、
一括見積もりサイトを利用してみるのが一番の得策ですね。


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